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DSU等の解説

ケナログ口腔用軟膏の販売中止と代替薬

今回はケナログ口腔用軟膏が販売中止となるため、ケナログの代替薬に関してまとめました。 安易に類薬のデキサルチンなどでも変わらないと考えがちですが、類薬にはケナログの効能のうち「慢性剥離性歯肉炎」の効能がないことは認識しておいたほうが良いかと...
新薬

ルパフィンの服薬指導

今回は2017年11月発売の新しい作用機序を併せ持つ、経口アレルギー性疾患治療剤の新薬であるルパフィン錠(ルパタジン)の服薬指導をまとめました。 ルパフィンの特徴 2つの化学伝達物質(ヒスタミンに加えて血小板活性化因子(PAF))を抑える、...
DSU等の解説

2017年11月分 DSUのまとめ・解説

今回は2017年11月分のDSUのなかから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 今回はアゾール系薬剤やHIVの薬剤同様に、併用禁忌が非常に多い薬剤であるジャクスタピッドカプセル(2016年に発売されたホモ接合体家族性高コ...
DSU等の解説

抗インフルエンザウイルス薬の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について

11月27日に、厚生労働省から抗インフルエンザウイルス薬の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について通知がされました。 これにより、従来の「少なくとも2日間は、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することを原則とする旨の説明」に...
泌尿器

ザルティアの服薬指導

今回は前立腺肥大症に伴う排尿障害を効能とする薬剤であるザルティア(タダラフィル)の服薬指導をまとめました。 程度にもよりますが、心疾患を持つ場合禁忌となることや硝酸剤(外用薬も含む)が併用禁忌となることに注意が必要な薬剤です。 また、去勢抵...
泌尿器

ザイティガの服薬指導

今回は去勢抵抗性前立腺がんの治療薬であるザイティガ(アビラテロン)の服薬指導をまとめました。 なお、2018年2月に「内分泌療法未治療のハイリスクの予後因子を有する前立腺癌」の効能が追加となりました。効能により併用されるプレドニゾロンの用法・用量がことなるため注意が必要です。
服薬指導の考え方・教育

今まで他院・他薬局でもらっていた薬を自薬局で調剤する場合の服薬指導の注意点

今回は、患者さんが今まで他院や他薬局でもらっていた薬を今回から自薬局で調剤するという場合の注意点をまとめました。 個人的な考えとなりますが、参考になればと思います。 今までも使っていた薬であると患者から申し出があると、たいした服薬指導をせず...
新薬

新薬承認情報【2017年秋】

今回は2017年秋分の新薬承認品目のなか、薬局薬剤師に関係がある薬剤の概要をまとめました。 今回は従来の類薬と比べて有用な点がある薬剤が多い印象があります。 ①シダキュアスギ花粉舌下錠 「スギ花粉症(減感作療法)」を効能とする成人及び小児等...
DSU等の解説

効能・効果追加情報【2017年9月分】

今回は2017年9月の効能追加情報のなかから、薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 今回はパリエットの「プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法において、1回10mgを1日2回経口投与する...
DSU等の解説

2017年10月分 DSUのまとめ・解説

今回は2017年10月分のDSUのなかから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 今回は品目数も、内容もそれほど大きなものはありませんでした。 ①プラザキサ(ダビガトランエテキシラート)【重大な副作用】 重大な副作用に「急...
服薬指導の考え方・教育

ヒルドイドクリームの変更点と注意点

2017年10月24(火)にヒルドイドクリームの製剤的変更をしたものが販売されます。 今回はヒルドイドクリームの変更点と注意点をまとめました。 なお、変更前の製剤は在庫がなくなり次第販売終了となります。 主な変更点は下記の3点です。 ① 添...
DSU等の解説

効能・効果追加情報【2017年8月分】

今回は2017年8月の効能追加情報のなかから、薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 今回は「再生不良性貧血」や「高安動脈炎、巨細胞性動脈炎」といった比較的まれな疾患に対する効能追加が目立ちました。 ①レボレード錠(エルト...
薬剤別服薬指導

アレセンサの服薬指導

今回はかなり稀な薬剤ですが、調剤する機会があったためアレセンサの服薬指導をまとめました。 アレセンサは「ALK融合遺伝子」が認められる非小細胞肺癌を治療する分子標的薬です。手術ができない進行がんのうち、検査でALK融合遺伝子が確認された場合...
服薬指導の考え方・教育

ほとんどの軟膏やクリーム剤で共通して行う服薬指導

今回は私がほとんど全ての軟膏やクリームなどの初回指導の際に共通して行っている服薬指導の内容をご紹介します。あくまで個人的な考えではありますが参考になればと思います。 なお、「ほとんどの内服薬や吸入薬で共通して行う服薬指導」に関しては下記の記...
服薬指導の考え方・教育

調剤の際に期限を確認したほうがよい薬剤

今回は調剤の際に期限を確認したほうがよい薬剤をまとめました。調剤時に期限切れのまま払い出してしまう過誤を防ぐために、少なくとも下記の4点のものは調剤時に期限を確認する習慣をつけるのがよいかと思います。 ①アルミピロー包装開封後の期限が設定さ...
新薬

スインプロイクの服薬指導

今回は2017年6月に発売された「オピオイド誘発性便秘症」を効能とする新薬であるスインプロイク(ナルデメジン)錠の服薬指導をまとめました。 スインプロイクは「消化管穿孔」や「オピオイド離脱症候群」に注意が必要な薬剤です。 また、消化管閉塞(...
服薬指導の考え方・教育

一硝酸イソソルビドと硝酸イソソルビドの違いと注意点

今回は一硝酸イソソルビドと硝酸イソソルビドの違いと注意点をまとめました。 一硝酸イソソルビド製剤(アイトロールなど)のほうが、硝酸イソソルビド製剤(フランドルなど)に比べて、処方される頻度は高いかと思いますが、「一硝酸イソソルビド製剤」と「...
DSU等の解説

2017年8月分 DSUのまとめ・解説

今回は2017年8月分のDSUのなかから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 それほど大きな改訂はありませんが、チャンピックスの警告削除やイナビルの「気管支攣縮、呼吸困難」の追記などは把握しておいたほうがよいかと思います...
服薬指導の考え方・教育

投薬時に期限を伝えたほうがよい薬剤

今回は服薬指導の際に、患者に渡す薬剤の現物の使用期限をみせて、使用期限を伝えたほうがよい薬剤をまとめました。 通常であれば、服薬指導の際に渡す薬剤の期限まで説明するのは稀な対応かと思いますが、私は期限が重要である薬剤や期限が短く期限切れを起...
服薬指導の考え方・教育

他薬局などでもらっている薬を一包化して欲しいなどの依頼があった場合の対応【外来服薬支援料】

今回は患者から、他薬局や院内処方でシートでもらっている薬を、一包化して欲しいなどの申し出があった場合の対応手順をまとめました。 このような場合には「外来服薬支援料」で対応するのが適切かと思います。具体的な手順に関してはあくまで個人的に考えた...
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