要指導医薬品の服薬指導
服薬指導の考え方・教育
新薬承認情報【2023年秋〜冬】+効能追加情報
今回は薬剤師に直接関係するわけではありませんが、5種混合ワクチンや成人用のRSウイルスワクチンなどが承認されているので知識としてしっておいてもよいかもしれません。
また、アルツハイマーの点滴薬の併用注意やレキサルティの効能追加については認識しておく必要があるかと思います。
過誤注意情報【2022年初夏】
2022年初夏の類似名称の過誤注意情報をまとめました。
今回に限りませんが、今まで1つの規格だけであったものが、新たな規格を発売する際は、存在を認識しておかないと新規格の処方を従来規格で調剤してしまう過誤となるリスクが高いため注意が必要です。
麻薬の類似名称ミス まとめ
麻薬の類似名称での過誤注意情報をまとめました。
麻薬は近年、類似名称に注意が必要な新薬が多く発売されており、また一般名処方自体も増えてきています。
認識しておかないと過誤につながる可能性があるものが多いので、すべての薬剤師が把握しておいたほうが良いかと思います。
ラミクタールの見落としがちな注意記載
今回はラミクタールの「用法及び用量に関連する注意」に記載のある内容で知っていないとほぼ確実に見落としてしまう内容をまとめました。
ラミクタールはそもそも添付文書の用法・用量が非常にわかりにくく、実際に副作用救済制度でも用法などの不適正使用により救済制度が支給されなかった薬剤として毎年1位になるという薬剤ですが、用法以外にも下記の「用法及び用量に関連する注意」の記載にも注意が必要です。
DI・教育・安全管理の考え方
今回は私が考えている 「DI・教育・安全管理」 の位置づけ、扱う内容についてまとめました。この内容は完全に私の主観にもとづくものになります。
なお、 「DI・安全管理・教育」の3つのカテゴリに便宜上わけてますが、それぞれ完全に独立しているわけではなく、それぞれ重なる部分があるのでそれほど厳密なものではありません。
ジェネリック発売による過誤注意情報2021年7月
ジェネリックが新発売される場合は、今まで「先発品の商品名処方」だった病院が一般名加算などの関係で「一般名処方」に切り替えることが多くなるため、薬局にとっては「見慣れない一般名処方が多くなる時期」となります。このため、「見慣れない一般名による過誤」が想定されるので注意が必要です。
ケトプロフェンテープ(非温感)と(温感)の過誤注意
今回は「ケトプロフェンテープ(非温感)」と「ケトプロフェンテープ(温感)」の過誤注意についてまとめました。とても重要なのですべての薬剤師が把握しておく必要があります。
モーラステープの一般名は「ケトプロフェンテープ(非温感)」であり、従来では「温感」製剤が存在しなかったため過誤に注意する必要がありませんでした。
オキシコドン錠製剤の過誤注意
以前よりオキシコドン錠の過誤注意情報は別記事でもご紹介していましたが、2020年6月の厚労省の一般名マスタに「【般】オキシコドン錠(乱用防止製剤)」が新たに収載されました。
これにより、もともとわかりにくい一般名と商品名がより一層わかりにくくなったので今回まとめました。
知っておかないと極めて過誤を起こしやすく危険なので、すべての薬剤師が認識しておいたほうがよい内容となります。
バルプロ酸ナトリウム徐放錠製剤の局方名について
2019年6月にデパケンR錠に該当する薬剤の局方名が「バルプロ酸ナトリウム徐放錠A」、セレニカR錠に該当する薬剤の局方名が「バルプロ酸ナトリウム徐放錠B」 として日本薬局方に収載されました。
これを受けて、デパケンR錠のジェネリックに該当するバルプロ酸Na徐放B錠「トーワ」は バルプロ酸ナトリウム徐放錠A「トーワ」に販売名変更を行っており、局方名、一般名、商品名がかなり紛らわしい状況となっているので注意が必要です。
モメタゾン点鼻液の過誤注意情報
2019年6月にナゾネックスのGEが発売されたことで、ジェネリックの処方や一般名処方が出てきているかと思いますが、現在一般名が下記の4種類存在しているので注意する必要があります。
ジェネリック製剤のうち「MYL」製品のみ、一般名が異なっており先発と比べてgが軽くなっています。
認定薬剤師単位の無料取得法【自己研修】
今回は「自己研修」により、認定薬剤師単位を無料取得できる方法をご紹介します。
通常の研修会であれば、受講料や交通費がかかりますが、自己研修の場合は費用負担なく、インターネット上の入力で単位を取得し、受講シールを印刷することができるため送料すらかからないため有用です。
ただし、取得上限は残念ながら「年間5単位まで」となるため注意が必要です。
ファムビルの「再発性の単純疱疹」の服薬指導
2019年2月にファムビルに従来の単純疱疹の効能に加えて、新たに「再発性の単純疱疹」の場合の用法・用量が追加されました。
再発性の単純疱疹に対するこの新たな用法・用量、注意点はかなり特殊であるため認識していないと処方がきた場合に混乱することが予想されます。
アトニー禁忌の薬剤に対する対応
今回は「アトニー」が禁忌である薬剤に対する対応を考えました。
ベシケアなど主に過活動膀胱に対する薬剤で禁忌項目に設定されている「アトニー」は、病名ではなくアトニーという状態を示すため、実際にどの場合に禁忌に該当するのか、薬剤師側では判断することが難しく、疑わしい症例に遭遇した際にその対応に苦慮することが予想されます。
過誤注意喚起情報【2018年冬】
今回は個人的に最近注意が必要と考えている過誤意喚起情報をまとめました。
今まで1つの規格だけであったものに、新たな規格が発売となる場合は、規格違いの存在を認識しておかないと過誤となるリスクが高いため注意が必要です。
同じ一般名で異なる製剤が存在する薬剤
今回は同じ一般名処方で、異なる製剤が存在する薬剤をまとめました。
これらの一般名処方の場合は、複数の異なる製剤が該当することとなるため、原則疑義照会しどちらの処方の意図なのかを確認する必要があります。
要指導医薬品の服薬指導
今回は要指導医薬品の服薬指導をまとめました。ドラッグストアに勤務している薬剤師であれば、十分把握している内容かと思いますが、調剤薬局に勤務している薬剤師は店舗にもよりますが、一般用医薬品を販売する機会は少なく、販売時に必要な事項を忘れがちなため参考になればと思います。
ロキソプロフェンNaテープ(温感)と(非温感)の過誤注意
今回は「ロキソプロフェンNaテープ(温感)」と「ロキソプロフェンNaテープ(非温感)」の過誤注意についてまとめました。 ロキソニンテープの一般名処方である「ロキソプロフェンNaテープ(非温感)」というのはよく見かける処方なので、「非温感」と...
オキシコンチン錠とオキシコンチンTR錠の違い
今回は2017年12月に発売した粉砕・溶解が困難な乱用防止製剤であるオキシコンチンTR錠と、従来製剤であるオキシコンチン錠の違いをまとめました。 TR錠は乱用防止を目的とした製剤であり,その点以外は従来品と同じだと思われがちですが、食後投与...
「薬剤名+服薬指導」で検索【服薬指導記事の検索方法】
今回はこのブログでの服薬指導関連の記事(〇〇の服薬指導など)を検索したい場合の手早い検索方法をご紹介します。 過去に見た記事でもう一度見たい場合などに早い検索方法なので参考にして頂ければと思います。 このブログの服薬指導関連の記事を検索した...
薬剤名称類似ミスのまとめ
今回は商品名(一般名)や規格で間違えやすい内容をまとめました。ここで取り上げた製剤で今まで認識していなかった製剤に関しては実際に製剤写真をみて、判別しやすいかどうかを確認しておくことをお勧めします。