マイクロファインプラスの種類と注意点

マイクロファインプラスの種類と注意点
今回は昨年秋に「マイクロファインプラス32G×6mm」が発売されたことから、現在販売されているマイクロファインの種類と注意点をまとめました。

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発売の背景

基本的には針は細く短いほうが穿刺痛が少ないとされています。

そのため「32G×4mm」が発売されている状況で、今さら「32G×6mm」を新たに販売する必要はない印象がありますが、製薬会社によると一部の患者は長い方を好む患者もいるようで、ニッチな要望に沿う形での販売となっているようです。

現在販売されているマイクロファインの種類とパッケージ色

現在販売されている種類とパッケージ色、価格は下記となります。

BD マイクロファインプラス 31G×8mm ブルーグレー
BD マイクロファインプラス 32G×6mm オレンジ
BD マイクロファインプラス 31G×5mm 紫
BD マイクロファインプラス 32G×4mm グリーン

(1)標準型(1本15円)(31G/5mm、32G/6mm、31G/8mm)
(2)針折れ防止型(1本17円)(32G/4mm)

なお、BDマイクロファインプラス29G-Fという製品も販売されていますが、これはインスリン用ではなく、遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤であるフォリスチムペン用の注射針です。

注意点

今までは、単に「マイクロファインプラス32G」とミリ数の記載がない処方が来た場合は、「4mm」 しか存在しなかったため疑義照会する必要はありませんでしたが、今後は「4mmか 6mmを特定するため疑義照会が必要となります。

また、そもそも昨年秋に「32G×6mm」が発売されたことは製薬会社から十分なアナウンスがない印象があるので、知らない医療従事者も多い可能性があるためそういった意味でも注意が必要かと思います。

DSU等の解説
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