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服薬指導の考え方・教育

腎機能により減量が必要な薬剤の患者対応

今回は腎機能により減量が必要な薬剤の患者対応の個人的な考え方と対応をまとめました。 調剤薬局で触れる機会の多い薬剤のなかにも腎機能に応じて減量が必要な薬剤は多く存在しています。これらが処方された場合の対応をまとめました。なお、腎機能低下が禁忌の薬剤の対応もこれに準じます。
DSU等の解説

2016年5月分 DSUのまとめ・解説

今回は2016年5月分のDSUから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 【2016年5月】DSU掲載品目 ①メネシット、マドパー等(レボドパ含有製剤)【重大な副作用】 重大な副作用に閉塞隅角緑内障が追加となりました。 「...
服薬指導の考え方・教育

重大な副作用の服薬指導に対する考え方

今回は服薬指導時に「重大な副作用の項目をどの程度説明するのか」、という個人的な考えをまとめました。 処方された薬剤すべての重大な副作用を説明することがベストなのは間違いありませんが、現実的には極めて困難でしょう。 それにもかかわらず重大な副作用が発現した際に薬剤師がその副作用に関して説明していない場合は最悪、訴えられる可能性もあるという薬剤師にとってある種のジレンマのようなものだと感じています。
DSU等の解説

2016年4月分 DSUのまとめ・解説

今回は2016年4月分のDSUから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 ロキソニンやベタニスの重大な副作用の追加が主な内容となります。 【2016年4月】DSU掲載品目 ①ロキソニン等( ロキソプロフェンナトリウム内服剤...
DSU等の解説

効能・効果追加情報【平成28年2〜3月分】

今回は平成28年2〜3月分の効能・効果が追加となった薬剤のうち、薬局薬剤師に関係がある薬剤をまとめました。今回の注目すべき点はトリプタノールやサインバルタ、リスパダールなどのメジャーな薬剤の効能追加です。 特にリスパダールの新効能では用量・...
服薬指導の考え方・教育

服薬指導の手順

今回は前回の記事「小児用量の覚え方」に引き続き新卒の薬剤師指導に関する内容となります。 「調剤」→「監査」→「服薬指導」の流れのうち最後の部分である「服薬指導」の手順についてまとめました。個人的な考えとなりますが参考になればと思います。 服...
小児

小児用量の覚え方

今回は4月という新卒の薬剤師が入社する薬局も多いかと思い個人的な考えではありますが、小児製剤である粉薬やシロップ製剤の用量の覚え方をまとめました。新卒や小児未経験の薬剤師に指導する際の参考になればと思います。 小児用量の覚え方は「成分量で覚...
DSU等の解説

2016年3月分 DSUのまとめ・解説

今回は2016年3月分のDSUから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。 今回のDSUはそれほど特筆すべき内容はない印象でしたが、アルケランの添付文書に避妊の指導をすることが明記された点は知っておいてよいかと思います。 【...
服薬指導の考え方・教育

お薬手帳の渡し間違え防止方法

調剤薬局におけるお薬手帳に関するミスとして、お預かりしたお薬手帳を別の患者に渡してしまうという事例が挙げられます。 今回はそのようなお薬手帳の渡し間違えを防ぐために個人的に行っている方法をご紹介します。 薬手帳を間違えなく渡すための手順 お...
新薬

ロコアテープの服薬指導

今回は2016年1月に発売された新薬であるロコアテープの服薬指導をまとめました。貼付剤でありながら経口NSAIDと同じような禁忌や相互作用を有するため、非常に注意が必要な薬剤です。 ロコアテープは基剤を工夫することによって経皮吸収性を高め、...
服薬指導の考え方・教育

名前不明の貼付薬がある場合の対応

今回は患者の併用薬として名前不明の貼付薬がある場合の対応をまとめました。 名前不明の貼付薬がある場合、多くは消炎鎮痛剤であるNSAIDsの貼付である場合が多いかと思いますが、中にはビソノテープやニュープロパッチなどの例があるため、まず薬効を...
服薬指導の考え方・教育

薬剤の取り違え防止 識別コードの監査方法

今回は「薬剤の取り違え(規格違いも含む)」や「ジェネリックと先発の取り違え」などの薬剤の取り違え防止のために個人的に行っている鑑査方法をご紹介します。 これは薬剤全般を対象にするわけではなく、血糖降下剤や抗血栓薬など特に間違えたくないハイリスクな薬剤や複数規格があるなど間違えやすいものを対象としています。 また、薬情に識別コードが印刷できるレセコンであることが前提となります。
服薬指導の考え方・教育

クロタミトン過敏症のある場合の注意点

今回はオイラックスクリーム(クロタミトン)に対して過敏症をもつ場合に注意が必要なことをまとめました。オイラックスクリームの成分であるクロタミトンは主成分としてだけでなく、添加物として多くの外用薬に含有されています。 クロタミトンに過敏症があ...
服薬指導の考え方・教育

服薬指導の考え方

薬剤師が服薬指導の際にどのような考えに基づいて指導を行うかは薬剤師一人ひとり異なります。自分なりの基準や根拠を持っている方もいれば、はっきりした基準を持たない人もいるかもしれません。 というのも、このような内容は人から教えられたり、教育を受...
服薬指導の考え方・教育

薬局での会計ミス防止対策

今回は薬局における会計ミス防止の手順をまとめました。勤めている会社にもよりますが、調剤薬局では薬剤師が服薬指導後に会計を行うことが多いかと思います。 業務終了後のレジ点検で金額が合わないと、確認作業やその後の対応に時間を取られるため極力会計...
DSU等の解説

2016年2月分 DSUのまとめ・解説

今回は2016年2月分のDSUから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。なお、エリキュース、スイニー、エフピーの効能追加情報に関しては前回の記事をご参照ください。 【2016年2月】DSU掲載品目 ①アジルバ(アジルサルタ...
DSU等の解説

効能・効果追加情報【平成27年12月分】

今回は平成27年12月分の効能・効果が追加となった薬剤のうち、薬局薬剤師に関係がある薬剤をまとめました。今回の注目すべき点はエリキュースとエフピーODの効能追加です。 特にエリキュースの効能追加は禁忌の一部や用法・減量基準が従来の適応とは異...
服薬指導の考え方・教育

NSAIDの服薬指導とアスピリン喘息

NSAIDの服薬指導では患者に対して潰瘍やアスピリン喘息をもっていないことを確認する必要があります。今回はアスピリン喘息を持っていないことの確認方法をまとめました。 NSAIDはスルガムなどの一部の薬剤を除き喘息自体が禁忌というわけではない...
抗菌薬

イナビル・リレンザの乳製品アレルギー患者へ対応

今回はイナビル・リレンザにおける乳製品に対して過敏症がある患者に対しての対応をまとめました。 イナビル・リレンザは平成27年の8月頃に慎重投与及び重要な基本的注意の項目が改訂となっています。改訂時に一度記事に取り上げましたが、現在,インフル...
消化器

ガスターの服薬指導

今回はH2受容体拮抗剤であるガスター(ファモチジン)の服薬指導をまとめました。ガスターはタミフルやバルトレックスなどと同様に腎機能により減量が必要な薬剤であるため、患者に対して腎臓が悪いと言われていないかを聴取する必要のある薬剤です。 ガス...
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