調剤薬局の業務の中、インターネットの検索を利用して調べものをする機会は多いかと思います。
インターネットで情報を探す際は信憑性の高い情報を検索する必要があります。今回は個人的に行っている信憑性の高い情報の検索方法をまとめました。
①検索する語句に「pdf」と加える
これは私がかなり頻用している検索方法です。検索する語句に「pdf」と加えて検索します。
pdfファイルを作成している場合はある程度公的なものが多いため、これにより信憑性の低いサイトをふるい落とすことができます。
また、なにより有用なことはpdfで作成された「論文」が検索候補に出てくることです。
例えば単に「溶連菌」とするよりも「溶連菌 pdf」で検索をかけるほうが質の高い情報が検索できます。
②疾患名に「ガイドライン」と加える
検索する疾患名に「ガイドライン」と加えて検索します。これによりインターネット上で公開されている場合は「ガイドライン」を閲覧することができます(インターネットで公開していない疾患もあります)。
例えば「高血圧 ガイドライン」で検索することで高血圧ガイドラインを検索することができます。
これは特に「疾患と標準治療」など検索するときに有用かと思います。例えば「高血圧の妊婦に降圧薬何を使うんだっけ?」といったときに高血圧ガイドラインの妊娠の項目を参照することで有用な情報を入手することができます。
③検索する期間を指定する。
これは新しい情報を検索したいときに有用です。情報が改訂して改訂前のものを検索候補から外したい場合に、検索の期間を改訂日以降に指定することで過去の情報を検索から外すことができます。
最近の事例ではデパスの構成新薬に指定されるという改訂情報を検索するときに、「1か月前以内」などと期間指定をして検索しました。
期間の指定方法
グーグルの検索画面で検索窓の下にある項目の一番右端にある「検索ツール」をクリックすると、直ぐ下に「すべての言語」、「期間指定なし」、「すべての結果」と言う3項目が新しく出てきます。
この中の「期間指定なし」をクリックすると更にドロップダウンリストが表示され、「1時間以内」、「24時間以内」、「1週間以内」、「1年以内」など選択できるようになります。
また、このうち「期間を指定」を選ぶと任意の期間を指定できます。なお、この任意の期間指定はパソコン版専用のためモバイル版からではできません、モバイルから使う場合は設定で「パソコン版サイトをみる」にすれば使うことができます。
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