クレナフィンの服薬指導

クレナフィンの服薬指導
今回は2014年9月に発売された新薬であるクレナフィン(エフィナコナゾール)爪外用液の服薬指導をまとめました。

1本3.56gという点にも間違えないように注意が必要です。また、開封後12週間経過した場合は使用しないことも忘れずに伝える必要があります。

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クレナフィンの概要

服薬指導難度

効能

爪白癬

用法・用量

1日1回罹患爪全体に塗布する。

名前の由来

爪白癬に罹患した爪を清浄(Clean)にする、エフィナコナゾール製剤(Efinaconazole)であることに由来しています。

指導せん

製品に付属しているため取り寄せる必要はありません。服薬指導で説明する内容が一通り記載されているため有用です。

特徴

・日本初の外用爪白癬治療薬
・爪への透過性が優れており爪およびその下の皮膚で高い抗真菌活性を発揮する
・ボトルとハケが一体となっているので手を汚さずに薬液を爪面に塗り広げることが可能
・1本3.56g

クレナフィンの服薬指導で伝えること

①爪が生えかわるまでの期間使用すること【適用上の注意】

クレナフィンにより爪中の菌を死滅・減少させる効果は期待できるが、一旦変色した爪の所見を回復させる効果はなく、外観は爪が成長しない限り改善が認められないため設定されています。

②皮膚との境界部も含め爪全体に十分に塗布し、周囲の皮膚に付着した薬剤は拭き取ること【適用上の注意】

皮膚との境界部も含め爪全体に十分に塗布し、周囲の皮膚に付着した薬剤は拭き取ることを説明します。

刺激を感じることがあるので、皮膚についた薬液はふき取ることと製品付属の指導せんにも記載があります。

爪白癬の原因菌は爪甲及びその下の皮膚に存在するため、この部位に薬剤が行きわたるよう皮膚との境界部も含め爪全体に十分に塗布し、周囲の皮膚に付着した薬剤は拭き取ること。

③開封後12週間経過した場合は使用しないこと【取扱い上の注意】2018年 9 月改訂

開封後12週間経過した場合は、残液を使用しないことを説明します。

従来は、開封後4週間でしたが、2018年 9 月の改訂で12週間に延長されました。

④可燃性のため火気を避けること【取扱い上の注意】

可燃性であるため、火気を避けることを説明します。

クレナフィンの服薬指導薬歴例

S)爪水虫
O)併用なし
A)使用期間は爪が生え変わるまでの長い期間必要のため自己判断で中止しないように説明。爪と皮膚との境目にも塗り、周囲の皮膚についた分は拭き取り指示。開封後期限説明。火気避けるよう説明。
P)使用状況確認

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