日経DIクイズ掲載のお知らせ

日経DIクイズ掲載のお知らせ

今回は日経DIクイズに掲載されたお知らせとなります。

私は年に数回程度、日経DIクイズの投稿を行っているのですが、日経DIクイズ「2019.10月号有料版」と「2020.1月号有料版」に私が執筆した下記タイトルのクイズが掲載されたので概要紹介と一部補足をします。

有料版を購読の方はぜひご覧ください。

・日経DIクイズ2020.1月号 年齢による禁忌が存在する薬剤
・日経DIクイズ2019.10月号 胆石に禁忌の脂質異常症治療薬

なお、過去の掲載履歴は下記をご参照ください。

はじめに
服薬指導の覚書の著者のSuzukiです。この度は「薬局薬剤師 服薬指導の覚書」を閲覧頂きましてありがとうございます。 このブログで扱う内容は「薬局の薬剤師」を対象とし主に以下の3点をテーマとして構成されています。 「薬局薬剤師 服薬指導の覚...
スポンサーリンク

「胆石に禁忌の脂質異常症治療薬」の概要

タイトルは「胆石に禁忌の」となっていますが、趣旨としては、胆石に限らず「見落としがちな禁忌項目」をまとめた内容です。

以前より私は、服薬指導の際は処方された薬剤が禁忌に該当しないことを患者に確認して「潰瘍なし」や「腎臓悪いといわれたことなし」などと薬歴に記載することを推奨していますが、なかには禁忌項目として認識が薄いため、確認もれが起きやすいものがあり、そのあたりをまとめた内容となっています。

禁忌の見落とし防止のために有用な内容となっているため、有料版をお持ちの方は是非ご覧頂ければと思います。

掲載しきれなかった部分の補足

本誌に掲載した内容と比べて優先度が低いので記事では触れていませんが、下記の内容も補足として記載します。本誌の表と併せてご活用ください。

<見落としに注意が必要な禁忌疾患と薬剤の例(補足)>
・糖尿病:オランザピン(ジプレキサ)*、クエチアピンフマル酸(セロクエル)*
・気管支喘息:ピロカルピン塩酸塩(サラジェン)、ベタネコール塩化物(ベサコリン)、チモロールマレイン酸塩(チモプトール点眼液)*    
・深部静脈血栓症:ラロキシフェン塩酸塩(エビスタ)*、バゼドキシフェン酢酸塩(ビビアント)*
・長期不動状態:ラロキシフェン塩酸塩(エビスタ)、 バゼドキシフェン酢酸塩(ビビアント)
     
*添付文書上に当該疾患の既往も含めて明記されている薬剤

「年齢による禁忌が存在する薬剤」の概要

新生児、乳児、幼児、小児の年齢区分や年齢が禁忌の薬剤をまとめた内容となっています。

年齢区分を把握していない薬剤師向けの内容となっています。

掲載しきれなかった部分の補足 

添付文書上の禁忌ではありませんが、「効能・効果に関連する使用上の注意」に年齢の注意が記載されているミノマイシンについても認識しておいたほうがよいため補足します。本誌の表と併せてご活用ください。

ミノマイシンは下記の記載があるため、小児(特に8歳未満の小児)に処方が出た場合は使用用途などを患者に確認したうえで疑義照会を検討します。

<効能・効果に関連する使用上の注意>
小児(特に歯牙形成期にある8歳未満の小児)に投与した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、また、一過性の骨発育不全を起こすことがあるので、他の薬剤が使用できないか、無効の場合にのみ適用を考慮すること  

DIクイズ
スポンサーリンク
Suzukiをフォローする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
関連記事
薬局薬剤師ブログ 服薬指導の覚書

コメント

タイトルとURLをコピーしました