ペンニードルプラスの特徴と32Gテーパーの違い

ペンニードルプラスの特徴と32Gテーパーの違い
今回は2016年12月に発売されたペンニードルプラスの特徴と従来のペンニードル32Gテーパーとの違いをまとめました。

この発売に伴い従来のペンニードル32G テーパーは2018年2月に販売終了となります。今後は痛みの軽減と使いやすさが向上したペンニードルプラスに置き換わります。

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1.針の長さが異なる

従来のペンニードル32G テーパーは6mmでしたが、ペンニードルプラスは4mmとさらに短くなっています(ペンニードルプラスも32Gテーパー構造です)。

また、針の針基(針の付け根のプラスチック部分)の面積が従来のものよりも広くなっており、面で肌に触れるため圧力が分散され、また、面で支えるため安定しやすいという特徴があります。

これにより痛みが軽減される可能性があり、平らな針基により快適で安定した皮下注射を行うことが可能になるとされています。

また、注射針を短くしたことで、筋肉内注射などになる可能性を低くできるメリットもあるとされています。

2.針キャップ及び針ケースが着脱しやすい

従来のペンニードル32G テーパーよりも針キャップや針ケースの形状が大きくなり、取り扱いやすい形状となっています。

そのため、注射針の着脱が従来より安全かつ容易に行えることが期待できます。

3.包装が異なる

従来のペンニードル32Gテーパーでは1袋に7本針が入っていましたが、ペンニードルプラスでは1袋に14本入っています。

4.針折れしにくく、注入抵抗が軽減されている

構造上従来のペンニードル32Gテーパーより針折れしにくく、注入抵抗が軽減されています。

製剤DSU等の解説
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