
2026 年3月分のDSUのなかから薬局薬剤師に関係がありそうな薬剤を抜粋してまとめました。
今回はそれほど大きな改訂はありませんでした。
①ゾコーバ錠(エンシトレルビル フマル酸)【併用禁忌⇒併用注意】
従来、併用禁忌であったアデムパス(リオシグアト)錠が併用注意(減量考慮)へと緩和されました。
減量「考慮」であるため、減量が必須なわけではなさそうですが、併用によるアデムパスの副作用についての再説明は少なくとも必要と考えたほうがよいでしょう。
<併用注意 リオシグアト>
リオシグアトの血中濃度を上昇させるおそれがある。本剤との併用が必要な場合、患者の状態に注意し、必要に応じてリオシグアトの減量を考慮すること。
アデムパス側の添付文書も改訂
アデムパス側の添付文書も同じタイミングで改訂されています。
<併用注意 エンシトレルビル フマル酸>
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。これらの薬剤を投与中の患者に
本剤の投与を開始する場合は、1回0.5mg1日3回からの開始も考慮すること。
本剤を投与中にこれらの薬剤を開始する場合は、本剤の減量を考慮すること。
②イムブルビカカプセル(イブルチニブ)【重要な基本的注意】
抗悪性腫瘍剤であるイムブルビカカプセルの「重要な基本的注意」にぶどう膜炎についての記載が追記されました。
<重要な基本的>
ぶどう膜炎があらわれることがあるので、眼の異常の有無を定期的に確認すること。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導すること。
③レキップ錠/CR錠(ロピニロール)【生殖能を有する者】
「生殖能を有する者」の項目に避妊期間などの記載が追記されました。
<生殖能を有する者>
本剤の投与に際し、妊娠する可能性のある女性には以下について説明すること。
・妊娠中に本剤を服用した場合の胎児に及ぼす危険性。
・本剤の投与中及び最終投与後 2 日間において避妊する必要性及び適切な避妊法。
④ゼフィックス錠(ラミブジン)【生殖能を有する者】
「生殖能を有する者」の項目に避妊期間などの記載が追記されました
<生殖能を有する者>
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後 3 日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。

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